編み物での腱鞘炎予防、おすすめのかぎ針比較

趣味がない暇すぎる子なし専業主婦だった私ですが、最近かぎ針編みにハマりまして、毎日編み物をしています。

趣味が見つかったのはいいのですが、かぎ編みを始めてから手首の腱鞘炎になっていまい、かぎ針を見直してみることにしました。

かぎ編みで腱鞘炎になるのは珍しくないようで、それが理由で棒編みに変更する人も結構いるみたいです。

でも、せっかく見つけた趣味ですし、腱鞘炎でかぎ編みを断念したくないと思い、腱鞘炎になりにくく編みやすいかぎ針を求めるべく、かぎ針セットを色々買って比較してみることにしました。

かぎ針の形は、大きく分けて下の3パターンあります。今回は、どのタイプが腱鞘炎予防に良いのかレビューしていきたいと思います。

直線タイプ

激安のかぎ針は直線タイプですね。この写真のものは一応柄がありますが、全く柄がないただの棒状のものもあります。素材は、木製のものもあれば、アルミ製のものもあります。

やっぱりこれだと持つ部分が細くて、不安定で腱鞘炎になり易いです。毛糸の通りもあまりスムーズにいきません。私は最初適当にこれを選んで、腱鞘炎になりました。

直線タイプに鉛筆用グリップを付けて使う人もいるそうですが、それはやったことがありません。

曲線タイプ

Addi Swing(アディのスウィング)などの曲線型。シャーペンのドクターグリップをスプーンにしたみたいな感じのかぎ針です。

直線タイプで腱鞘炎になったので、腱鞘炎予防のかぎ針を探していてこの曲線タイプに辿り着きました。

ドイツで人間工学に基づいて、腱鞘炎やリウマチ予防に作られた形ということで、とても期待して使ってみたのですが、これが一番腱鞘炎になりやすいと感じました。

スプーン型なので手を大きく回して編んでいかないといけなくて、手首への負担が大きく感じました。柄の部分が太ければいいわけでもないのですね。

親指も反っている状態になってしまうので、親指の関節も痛くなりました。私には合いませんでしたが、手の大きい人には合うかもしれません。

グリップ付きタイプ

グリップ付きのかぎ針は、クロバーの『アミュレ』や『ペンE』、チューリップの『エティモ』、ハマナカの『アミアミラクラク両かぎ針』などがあります。

ダイソーなどの100均でも売っていますが、メーカーのかぎ針の方が丈夫にできています。

このグリップ付きタイプが主流なのですが、私はこのタイプを最後に使ってみることにしました。それで結局、このグリップ付きが一番編みやすくて、手首も痛くなりにくいと感じました。

曲線タイプの「人間工学」のキーワードにつられて、遠回りをしてしまいました。

ということで、3種類のかぎ針を比較してみた結果、グリップ付き、直線タイプ、曲線タイプの順に痛みが少なく、編みやすいことが分かりました。

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