シカマルとテマリの年の差や結婚までの馴れ初めなど

1999年から2014年にかかて週刊少年ジャンプで連載されたNARUTO(ナルト)。最終回では、多くのカップルが誕生したことが明らかになりましたが、その中で読者にとって、一番納得がいくカップルはシカマルとテマリなのではないかと思います。

NARUTOは、恋愛がメインの漫画ではないので、恋愛感情の描写というのは少ないのですが、シカテマに関しては第一部からカップリングの伏線が張られていました。

二人とも好きなキャラですし、本当にお似合いの夫婦で、BORUTO(ボルト)に登場している息子のシカダイくんも可愛いです。かっこいいシカマルと美人のテマリの子供ですからね!

今回の記事では、シカマルとテマリの結婚までの馴れ初めや年の差、戦歴に関してまとめていきたいと思います。二人に関するエピソードが漫画の何巻に出てくる話なのかについても記載しています。シカテマ愛が止まらないので長めになってしまいましたが、よかったら最後までお付き合いくださいませ。



シカマルとテマリの年齢と家族構成

シカマルとテマリの生い立ちやプロフィールを簡単にご説明します。

奈良シカマル 父:奈良シカク

シカクは、第4次忍界大戦の際に本部にいたため死亡しました。

年齢:疾風伝の開始時点で16歳

出身:火の国木の葉隠れの里

ランク:疾風伝の開始時点で中忍

テマリ 父:四代目風影・羅砂

四代目風影は中忍試験3次試験本選前に大蛇丸に殺されました。

母:加琉羅

加琉羅は、我愛羅の出産後に死亡しました。

弟:我愛羅とカンクロウ

年齢:疾風伝の開始時点で19歳

出身:風の国砂隠れの里

ランク:疾風伝の開始時点で上忍

二人の年の差は3歳ということになりますね。

シカマルとテマリの強さ

二人の戦歴をまとめました。
二人とも、全体を通して同年代の中でも強いキャラという位置づけであることに間違いないと思います。

テマリに関しては、初期の方がもっと強キャラ感がありましたが、同年代の女性キャラ(くノ一)の中では一番強いと個人的には思います。

奈良シカマル

技:影真似の術など

①勝利:シカマルVSキン・ツチ戦(中忍試験第3次予選)

②負け(実質勝利のようなものですが):シカマルVSテマリ(中忍試験第3次本選)

③勝利:シカマルVS飛段(暁)

テマリ

技:風遁大かまいたちの術・口寄せ斬り斬り舞など

①勝利:テマリVSテンテン(中忍試験第3次予選)

②勝利:テマリVSシカマル(中忍試験第3次本選)

③勝利:テマリVS多由也(音の四人衆)

シカマルとテマリの結婚まで

中忍試験第3次試験

二人が初めてお互いを認識したのは、この中忍試験の3次試験本選での個人戦で対戦したとき。

テマリ:二ヤ

シカマル:「この手もかわすとはな・・・」

アスマ:「相手もかなりの分析派だな」

(漫画『NARUTO』12巻より)

頭が切れる分析派同士、簡単にはいかなかったという、この部分もカップリングへの伏線じゃないかなと思います。

サスケ奪還篇

テマリはサスケ奪還篇ではシカマルに恋愛感情までは抱いていなかったでしょうが、シカマルに関してはここでテマリに惚れたと思います。ということで、ここがシカテマの本格的スタートライン。

この話を語る上で、シカマル出発前の父シカクとのやり取りは外せません。このやり取りがあってこそ、シカマルが「ニシシ」に落ちたシーンが生きるわけですから。

シカマル:「どうしてあんなキツい母ちゃんと結婚したんだ?」

シカク:「あんな母ちゃんでも優しく笑うときがある・・・それでかな・・・」

シカマル:「そんだけ?」

(漫画『NARUTO』21巻より)

それだけの理由で自分もテマリを好きになっちゃうっていうところが、たまりません。

サスケ奪還での音の四人衆との戦いで、シカマルのチャクラが尽きて多由也にやられそうになったとき、危機一髪で登場したテマリ。

テマリ:「ところでお前、頭の切れ悪くなったんじゃねーか?」

シカマル:(オレと違っていい術もってやがる)

テマリ:「どう?終わったわよ」

シカマル:(強引な奴・・こいつオレの母ちゃんより怖えー女だな)

テマリ:「どんなもんだ?」ニシシ

シカマル:「・・・」

(漫画『NARUTO』24巻より)

キツい女が見せた突然の笑顔、オヤジの言うことが分かった瞬間ですね。シカテマの、この甘ったるくない関係が大好きです。尊い!

サスケ奪還失敗後、木の葉病院でもシカマルとテマリは一緒にいます。NARUTOの中で一番シカテマのシーンが多いのは、サスケ奪還篇じゃないかなと思います。



泣き虫くん

中忍として隊長を任された任務に失敗し、落ち込み泣くシカマルを見ていたテマリ。ここも好きです。弱さも知っている関係って惹かれますよね。

そして、胸キュンの極め付けはこのシーン。砂の3人をお見送りに来たシカマルとの別れ際、振り返ってテマリが話しかけます。

テマリ:「また何かあったら助けてやる・・・そん時は言いな、泣き虫くん」

シカマル:「一言多いぜ・・・」

(漫画『NARUTO』27巻より)

もうこの時点で、夫婦になるのを期待しちゃいましたね。いかにも姉さん女房じゃないですか!

デートと間違われる

シカマル泣き虫くんエピソードから3年。第2部(疾風伝)へ突入。第2部のシカテマは、二人が一緒に里を歩いていて、ナルトとサクラに遭遇するシーンでスタート。

ナルト:「そちらもデートですかい?」

シカマル:「そんなんじゃねーよ」

テマリ:「冗談はよせ。何でこんな奴と・・・」

(漫画『NARUTO』28巻より)

アスマと紅にもこんなシーンがありましたよね。

とまぁ、シカテマの展開が楽しみなスタートを切った疾風伝ですが、この後はほとんど二人の絡みはないんですよねぇ。

告白シーンやプロポーズシーンを漫画で見たかったです。

この後は大戦に入っていくので、仕方がないですが。そもそも、初期からのヒロインであるサクラの恋愛ですら、あまり細かくは描かれていないですからね。

アニメでは、シカマルをテマリが助ける話(シカマル秘伝)やテマリが新婚旅行と勘違いして赤面する話(疾風伝496話)などがありますが、やっぱり岸本先生が描く原作のシカテマのエピソードの方が、キャラ的にリアルな感じがします。

フォローする