今回は、かぎ編みで作るモチーフの中でもメジャーなグラニースクエアの編み方をご紹介したいと思います。
グラニースクエアは、四角い形をしたモチーフで、つなげていってブランケットやクッションカバーを作ることもできちゃいますし、配色次第で色々楽します。なかなか奥が深いです。
ということで、まずは私が今まで作ったグラニースクエアの配色例(失敗例)をご紹介しますね。
配色こそが醍醐味
以下の画像は、私が作ったコースター達です。
茶色が単色、ピンクと黄緑が2色のグラニースクエア、赤と黄緑がデイジースクエアです。デイジースクエアというのは、グラニースクエアの応用編で、四角形の中に花が見えるモチーフですね。花の部分がぷっくりするんですよ。
正直、配色は失敗です。配色はセンスがいりますね(涙)
これは原色系のグラニースクエアです。これも微妙な色合いなので失敗例2。明るい色は失敗しやすい気がします。なんだか子供っぽくなっちゃうんですよね。
ダーク系の方がおしゃれに仕上がり易いじゃないでしょうか。
失敗例ばかりですが、こういうのは失敗例の方が参考になると思うので、配色を考える際に役立てて頂ければ幸いです。
自分のお気に入りの色の組み合わせを見つけ出すがグラニースクエアの醍醐味かなと思います。
グラニースクエア(四角モチーフ)の編み方
では、初心者向けにグラニースクエアの編み方を紹介していこうと思います。「編み図の読み方が分からない」「編み図だと、どこからどう編んでいくか読めない」という方にも分かるように説明していきますね。
1段目
まず輪の中に4つ細編みを編みます。
2段目
1. 鎖編み3つで立ち上がり、1段目の1つ目の編み目に2回長編みをします。そしたら、鎖編みを2つ編みます。
次の編み目に、3つ長編みをし、また鎖編みを2つ編みます。
2. その後も、長編み3つ、くさり編み2つを2回繰り返し、最後の目を立ち上がりの目に引き抜きます。
3段目
1. 2段目と同様、鎖3つで立ち上がります。2段目の角に長編みを2つ編み、鎖編みを1つ編みます。
2. 2段目の四角形の次の角に、長編みを3つ編み、鎖編みを2つ編みます。
3. 同じ角に長編みを3つ編み、鎖編みを1つ編みます。
4. 次の角に長編み3つ、鎖編み2つ、長編み3つ、鎖編み1つ。そして次の角へ・・・と続けていきます。
5. 最期の鎖編みの2つ目を立ち上がりの目に引き抜いて、糸の始末をしたら完成です。
今回は、3段のコースターの作り方をご紹介しましたが、このまま編み続けていけばどんどん大きくなります。
最初は難しく思えるのですが、コツさえ掴めば簡単です。
コツ
どんなに段数が増えて大きくなっても、以下の原則は変わりません。
・長編み3つ(段の最初は立ち上がり3目と長編み2つ)と鎖編みの繰り返しを前の段に編んでいくだけ。
・鎖編みの数は、四角形の辺になる部分は1つ、角になる部分は2つ。
・前段の鎖編み2つの部分(四角形の角)には3×2=計6つの長編み、鎖編み1つの部分(四角形の辺)には、3つの長編みを入れる。