ペットロスですぐに次のうさぎを買ってしまった罪悪感

先代のうさぎは、私が飼った初めてのペットでした。その子が3歳という若さで死んでしまって(庭飼いうさぎが3歳で突然死、外で飼う危険性を考える)から、毎晩思い出して泣いていたら、それに見かねた旦那が、「次の新しいうさぎを買いに行こう」と言いました。

そのときの私は、とにかく悲しくて、うさぎがいない生活なんて考えられないという思いだけで、亡くなったばかりの先代うさぎへの気持ちも落ち着いていない状態で、次の子を買ってしまいました。

ペットロスと次のペットを買うまでの期間

そして、前のうさぎの死後1週間で新しい子を迎えたのですが、新しい子が来てやっと、ペットロスが癒えないうちに次のペットを迎えるべきではないということに気が付いたのです。

新しい子は何も悪くないのに、最初のころはこの子を可愛がることに罪悪感がありました。この子を可愛がったら、先代うさぎをないがしろにしているような、亡くなったうさぎに対して申し訳ない気持ちがしばらくあったのです。買ったことを後悔しても、ペットは返却できない「生き物」なのに、とても軽率でした。

前のペットと似た容姿を選ぶと、重ねて比較してしまうと聞いたので、全く違う色・違う性別の子を買ったのですが、やはり最初の頃は先代の子の代わりのように見てしまう自分がいました。「あの子はもっと人懐っこかった」など、新しい子と前の子を比べて、迎えたばかりの赤ちゃんうさぎに要求してしまうような、とても性格の悪いことも思っていました。

私はペットロスの衝動で、すぐに次のペットを買うという非情なことをしていまい、先代にも2代目にも悪いことをしたと思っています。ペットロスを治すには、新しいペットを買うしかないとよく聞きますし、それは確かにそうなのですが、せめて思い出として整理できるまで1か月は待つべきでした。

今は、先代への気持ちも持ちつつ、2代目うさぎを先代とは別の1匹のうさぎとして、とても可愛がっています。

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